施設をご利用になるお客様の日常生活動作訓練全般を担って頂きます。お客様が持つ潜在能力を発掘したり、今持っている身体機能をできるだけ長く維持し、自律的な日常生活を1日も長く送れる様に、おひとりお一人に合わせたリハビリプランを立てて、機能訓練を行って頂きます。

個別の機能訓練は限られた時間での実施となるため、機能を鍛えるための動作を日常生活の中にいかにして取り込むかが重要となります。そのため、リハビリ以外の時間でもお客様と積極的に関わり、お客様を知り、高いモチベーションで取り組める目標をお客様と一緒に見出す事はとても大切です。

日常の暮らしに一番近いポジションでサポートする介護職スタッフや、健康管理を全面的に担う看護職スタッフ、管理栄養士と連携を図りながら、お客様の身体機能の維持・向上を目指します。
1日も長く自立歩行ができる様に、1日も長く経口摂取が継続できる様に、少しでも痛みが和らぐ様に、毎日が快適に暮らせる様に・・・お客様お一人おひとりと向き合いながら、その方にとっての幸福(ベスト)に向けた取り組みを行います。

私たちは、お客様のわがままを一つずつ実現するための介護を積極的に取り入れております。
千歳会が運営する一部の施設で推進する自立支援介護もその一つになります。

「先に逝った伴侶の墓参りに行きたい」「孫の運動会に行って家族一緒に応援したい」「思い出の寿司屋にもう一度家族と行って、わさびの効いた赤身の握りを食べたい」

リハビリの目標達成は、イコールお客様のわがままが叶う時。お客様が幸福に届くということ。
介護施設ならではの、とても遣り甲斐のあるお仕事です。