介護支援専門員は、介護保険を利用した介護サービスを受ける方、今から受けようとしている方が適切にサービスを利用して快適な暮らしができる様に、各申請業務や事務手続き等をお手伝いしたり、お一人おひとりに見合った介護サービスを提案しながらケアプランを立てるお仕事です。担当する地域の介護サービス事業者や医療機関の情報、行政管轄に関する情報など多くの情報を常に把握し、その方に合った介護サービス事業者とマッチングして、サービスの利用がスムーズにできる様に諸々の調整を図りながら段取ります。

千歳会での介護支援専門員には、介護施設に入所されているお客様を担当する施設ケアマネジャーと、在宅介護で生活する地域のお年寄りを支える居宅介護支援事業所のケアマネジャーと、2通りの活躍の道がございます。

■介護施設ケアマネジャー

特別養護老人ホームにご入居されているお客様のアセスメント、施設サービス計画書作成業務、サービス担当者会議の開催、お客様やご家族への説明･同意、サービス実施経過などのモニタリング(記録の入力業務含む）を担って頂きます。また、施設への入居を検討されるお客様のインテーク、入居判定会議の開催、関係機関との連携を担います。イベントや施設行事の開催にあたっては、生活相談部をはじめとする関係部署と連携を図りながら、中核チームの一員としてご活躍頂きます。

■居宅介護支援事業所所

介護を必要とする地域のお年寄りが介護サービスを適切に受けられるように、相談業務や介護認定の申請代行業務、ケアプランの作成、モニタリング、給付管理を行います。各事業所や行政との連絡調整業務も含まれます。また、生活困窮者には生活保護申請の補助を、食事に困っている方に配食の紹介を行うこともあります。