暮らしのなかのホスピスマインド①

特別養護老人ホームちとせ北本そのほか

ホスピスマインドとは、苦しみを抱える人の身体的、精神的、社会的な痛みや不安に寄り沿い、その人らしい生き方を温かく支えようとする「思いやりの心」のことを言います。

「生きる」ということは、時に病にかかり、他者との関係で悩み、老いていく中の葛藤があります。

ちとせ北本では、入居者様の苦悩や葛藤に向き合い共に生きる職員の姿があります。

そんな姿や、ちとせ北本が大切にしているホスピスマインドについて綴らせていただきます。

 

 

書道教室を楽しみにされていた入居者様。

体調を崩され病院へ入院されました。

退院後は、ご家族様、ユニットスタッフの配慮で、入居者様のベッドから視界に入りやすい場所へ、お気に入りの書道作品を展示しました。

お気に入りの書道作品を、いつも眺められるようにという想いからです。

 

 

本日は、待ちに待った書道クラブ。

ユニットスタッフ、ケアマネ、看護師、皆が書道教室に参加したい入居者様の気持ちを知っていました。

朝から、皆「書道教室に参加できるかな?」と心配でソワソワしていました。

書道教室の時間は13時を予定していましたが、長時間の車いす乗車は身体に負担がかかります。

看護師が、昼食は身体に負担がかからないようベッド上ギャッヂアップで介助してくれました。

昼休憩の途中に、サッと席を立ち、入居者様のベッドサイドへ向かう看護師の後姿がとても印象的でした。

 

 

13時30分:皆が体調を気遣いながら、書道教室に参加することができました。

すると書道教室の先生が書状を書いてくださいました。

身体が以前より動かなくなったとしても、書道に触れることで人生が豊かになると感じた一日でした。