【機能訓練指導員が教える】運動だけでは筋肉は減る!?冬の旬食材で効果倍増「最強のリハビリ飯」パート2

デイサービスセンターちとせ

こんにちは、デイサービスセンターちとせです。

皆様こんにちは。 
理学療法士の上田知成です。
 
前回は筋肉のメカニズムと食材がリハビリに効く理由をお伝えしました。
今回は実際のレシピとなぜこのレシピに効果があるのかをお伝えします。

第3章:今月の推奨レシピ

「タラと冬野菜の豆乳とろみ煮」 〜飲み込みやすく、タンパク質とビタミンDを一皿で〜

今回は、高タンパク・低脂質で消化に良い「タラ」と、

ビタミンCたっぷりの「白菜・小松菜」を使った、心も体も温まるレシピです。

豆乳を使うことで、植物性タンパク質も同時に摂取できる「ダブルタンパク」メニューです。

 

【材料(2人分)】

真タラ(切り身): 2切れ(約160g)

<PTの視点> タラは白身魚の中でも特にアミノ酸バランスが良く、筋肉の材料として優秀です。

身がほぐれやすく、嚥下(飲み込み)に不安がある方にも最適です。

厚揚げ 1/2枚

<栄養士の視点> かさまし食材と思いきや、実はカルシウムの宝庫。骨粗鬆症予防に。

白菜 2〜3枚

小松菜 2株

<栄養士の視点> 冬の小松菜は甘みが増し、鉄分・カルシウムもほうれん草以上です。

人参 1/3本(彩り用)

無調整豆乳 200ml

だし汁 200ml

味噌 大さじ1〜1.5(お好みで)

片栗粉 適量(とろみ付け用)

生姜(すりおろし): 少々

【作り方】

下準備: タラは一口大に切り、酒(分量外)を振って臭みを取ります。白菜、小松菜は食べやすい大きさに、人参は薄い短冊切り、厚揚げも一口大に切ります。

 ★ポイント: 高齢者向けには、小松菜の茎部分は繊維を断つように短く切ると食べやすくなります。

1、煮る 鍋にだし汁と人参、白菜の芯を入れて中火で煮ます。柔らかくなったら、タラと厚揚げを加えます。

2、仕上げ タラに火が通ったら、白菜の葉、小松菜、豆乳を加えます。

 ★注意: 豆乳は沸騰させすぎると分離するので、弱火に落としましょう。

3、味付け 味噌を溶き入れ、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。おろし生姜を添えて完成。

第4章:なぜこのメニューが「機能訓練」に効くのか?

このレシピには、理学療法士として私がこだわり抜いた「リハビリテーション栄養」の要素が詰まっています。

「動物性」×「植物性」のダブルタンパク質 タラ(動物性)と豆乳・厚揚げ(植物性)を組み合わせることで、

アミノ酸の吸収持続時間が長くなります。

れにより、運動後の筋肉の修復時間を長くカバーでき、効率よく筋肉に変えることができます。

とろみによる「誤嚥防止」と「保温効果」 片栗粉でとろみをつけることは、飲み込みを助けるだけでなく、

料理が冷めにくくなる効果もあります。温かい食事は内臓の血流を良くし、消化吸収機能を高めます。

リハビリ後の疲れた体には、消化が良いことが何よりの優しさです。

ビタミンD(タラ)× カルシウム(厚揚げ・小松菜・豆乳) 骨の強さは、転倒骨折予防の要です。

カルシウムは単体では吸収されにくいですが、タラに含まれるビタミンDが「運び屋」となって骨への沈着を助けます。

デイサービスで立位訓練を頑張っている皆様の「大腿骨」を守るための組み合わせです。

第5章:デイサービスでの運動を「無駄」にしないために

最後に、機能訓練指導員として皆様にお願いがあります。

デイサービスに来て「運動したから安心」ではありません。

家に帰ってからの「食事」までがリハビリテーションです

 

運動直後の30分〜1時間は、筋肉が栄養を欲している「ゴールデンタイム」と呼ばれます。

ご帰宅後、夕食までの間に、牛乳一杯、チーズ一切れでも構いません。

タンパク質を口にすることで、その日の運動効果は何倍にも膨らみます。

「食べることは、生きる力」。 そして、「食べることは、動くための準備」

 

私たちスタッフは、皆様の筋肉の動きや関節の可動域を見ていますが、

同時に「お顔の色」や「肌のツヤ」から栄養状態も見ています。

 

寒さに負けず、中から温め、外から鍛え、今年の冬も元気に乗り切っていきましょう!

 

▼1問アンケート(10秒)

今後の記事づくりの参考にします。

アンケートはこちら↓↓

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