こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
前回は、「誤嚥性肺炎予防の「3つの柱」」でした。
今回は、「全身の健康に繋がる「真のメリット」」です。
3.全身の健康に繋がる「真のメリット」
口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防だけでなく、皆様の人生を豊かにする様々なメリットをもたらします。
① 認知機能の維持・向上
よく噛むこと(咀嚼)は、脳に直接的な刺激を与え、血流を増やし、
脳を活性化させることが科学的に証明されています。
しっかりと噛める状態を保つことは、認知機能の低下予防に繋がるのです。
また、口元の悩みが解消されることで、人との会話や交流が増え、
社会性が保たれることも認知症予防に貢献します。

② 全身の炎症を防ぐ
実は、歯周病は、歯ぐきや歯を失うだけでなく、**全身に悪影響を及ぼす「万病の元」**です。
歯周病菌が血液の流れに乗って全身に運ばれることで、糖尿病の悪化、
心臓病や脳梗塞のリスクを高めることが指摘されています。
口腔内を清潔に保つことは、全身の炎症(インフルエンザなど)を抑えるための、重要な土台作りなのです。

③ QOL(生活の質)の向上と「笑顔」
何よりも、清潔な口元と、しっかりと噛めることで、**「美味しく食べられる」**という喜びが戻ってきます。
美味しい食事は、活力を生み、外出や活動への意欲を高めます。
そして、自信を持って人前で話したり、笑ったりできるようになり、生活の質(QOL)は劇的に向上するのです。

4.まとめ:今日から始める、小さな一歩
口腔ケアは、特別なことではなく、毎日の生活の中で少し意識を変えるだけで実践できます。
当デイサービスでは、口腔体操や食事前の姿勢指導など、
皆様の「食べる」を支える機能訓練を継続して提供しています。
ご自宅でも、ぜひ以下の二つから始めてみてください。
1. 食後の「水うがい」:食べカスを口腔内に残さない習慣をつけましょう。

2. 「パタカラ体操」の習慣化:テレビを見ている間などに、意識的に口の筋肉を動かしましょう。
私たちは、単に身体を動かすだけでなく、「口から食べる喜び」を守り、
ご利用者様がいつまでも元気に笑顔で過ごせるよう、
全身と口腔の機能を連携させたサポートを続けてまいります。
口腔ケアや嚥下に関するご不明な点、お悩みがあれば、
いつでもお気軽に機能訓練指導員までお声がけください!
最後までお読みいただきありがとうございました。

