こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
3. 食事以外の「腸活習慣」
腸を元気にするのは食事だけではありません。理学療法士の視点から、
腸の働きをサポートする運動と習慣をご紹介します。
(1) 適度な運動で腸を目覚めさせる
腸も筋肉(平滑筋)でできており、運動で全身の血流が良くなると、
腸の動き(蠕動運動)も活発になります。
• ウォーキング:食後の散歩は、穏やかな振動が腸に伝わり、動きを促します。

• お腹のマッサージ:仰向けに寝て、おへその周りを「の」の字を書くように
優しくマッサージしましょう。便秘解消に効果的です。

• 軽い体操:体をひねる動きや、腹筋を軽く使う運動は、腸への刺激になります。

(2) 「冷やさない」習慣
腸は冷えに弱い臓器です。体が冷えると血流が悪くなり、腸の動きも鈍ってしまいます。
• 温かい飲み物を摂る:朝一番に白湯や温かいお茶を飲む習慣をつけましょう。

• 腹巻きの活用:特に寝る時は、腹巻きや毛布でお腹を冷やさないようにしましょう。

(3) ストレスをためない
ストレスを感じると、自律神経の乱れから腸の働きが低下し、
便秘や下痢の原因になることがあります。
• 十分な睡眠:質の良い睡眠は、自律神経を整える最良の薬です。

• リラックスできる時間:趣味の時間や、温かいお風呂に入るなど、
自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

まとめ:今日から始める元気な腸への一歩
健康な腸は、元気な体と心の土台です。
「発酵食品」で善玉菌を送り込み、「食物繊維」でその善玉菌を育て、
そして「適度な運動と温め」で腸の働きをサポートする。
この3つを意識するだけで、皆さんの体はきっと変わってきます。
小さな一歩からで構いません。いつもの食事にヨーグルトをプラスしたり、
散歩の時間を少し長くしたり。楽しみながら腸活を続けて、
病気に負けない、ハツラツとした毎日を送りましょう!

