あなたの神経は大丈夫ですか?

デイサービスセンターちとせ

こんにちは、デイサービスセンターちとせです。

皆様こんにちは。 
理学療法士の上田知成です。
 
まだ梅雨が続いているようですが、地獄のような暑さから急に涼しくなると、体調がおかしくなりそうですね。
皆様、十分にお身体にはご自愛いただき、適度に身体を動かして、体と頭に刺激を入れて、
季節の変わり目の体調不調とならないように注意してくださいね。
 
今回のタイトルは、「あなたの神経は大丈夫」となっていますが、

あなたの神経は大丈夫と言われると、性格が悪い人のように聞こえてしまいますね。
 
しかし、その神経ではなく、運動神経や感覚神経といった脳と身体を繋げている神経のことです。
その神経が損傷すると、私たちの日常生活を脅かすことになります。
あの有名な「帯状疱疹」も神経損傷を伴い、とても辛い症状となります。
神経損傷は、手足のしびれや痛み、筋力の低下、さらには感覚の麻痺など、様々な症状が現れることがあります。
この神経損傷について、3回に渡り解説していきたいと思います。
 
第一回目は、神経損傷が起こる状況についてです。
神経は、私たちの脳と体の各部位を結びつけ、情報の伝達を担う重要な役割を果たしています。
このデリケートな神経が損傷する原因は様々です。
●物理的な損傷:
 交通事故や転倒による外傷、骨折、手術などによって神経が直接圧迫されたり、断裂したりするケースです。
 例えば、交通事故で腕を強く打ち付けた結果、腕の神経が損傷し、手が動かしにくくなることがあります。

●圧迫:
 長時間の同じ姿勢、不適切な装具の使用、腫瘍などによって神経が慢性的に圧迫されることで損傷することがあります。
 手首の正中神経が圧迫される「手根管症候群」などがその例です。
●病気:
 糖尿病、自己免疫疾患(ギラン・バレー症候群など)、感染症(帯状疱疹など)、特定の栄養欠乏症なども神経損傷の原因となります。
 糖尿病性神経障害は、高血糖が神経にダメージを与えることで起こります。

●毒素:
 アルコールや特定の薬剤、重金属などの毒素が神経に悪影響を及ぼすことがあります。
●遺伝的要因:
 遺伝的に神経が変性しやすい体質の方もいます。
これらの状況によって神経が損傷すると、神経細胞自体がダメージを受けたり、
神経を保護するミエリン鞘が破壊されたりすることで、神経伝達がうまくいかなくなり、様々な症状が引き起こされるのです。
 
すでに、神経を傷めてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、希望を捨てる必要はありません。
適切な食事と生活習慣の改善は、神経の回復を助け、症状の緩和に繋がる可能性があります。
 
次回二回目は、「神経回復を促す食事のチカラ」について解説いたします。
 
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