こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
皆様こんにちは。
理学療法士の上田知成です。
前回は、「高齢者の筋力トレーニングの意義」について記載いたしました。
今回は、「 筋力トレーニングを行う上での注意点 」について取り上げます。
=筋力トレーニングを行う上での注意点=
安全かつ効果的にトレーニングを行うためには、いくつかの注意点があります。
安全かつ効果的にトレーニングを行うためには、いくつかの注意点があります。

●準備運動と整理運動
トレーニング前には、軽いウォーキングや関節を回すような準備運動を5~10分程度行い、筋肉の血行を良くしましょう。
トレーニング後には、使った筋肉をゆっくりと伸ばす整理運動(ストレッチ)を行うことで、
疲労回復や筋肉痛の軽減に役立ちます。
●無理はしない
●無理はしない
痛みを感じたらすぐに中止し、無理に続けないことが大切です。
特に、関節に痛みがある場合は、その部位に負担をかけないように工夫するか、専門家のアドバイスを受けましょう。
●水分補給
●水分補給
運動中はこまめに水分を補給しましょう。特に夏場は脱水症状になりやすいので注意が必要です。

●体調の良い時に行う
体調が悪い時や、発熱している時などは、無理にトレーニングを行うのは避けましょう。
●呼吸を止めない
●呼吸を止めない
筋力トレーニング中は、つい息を止めてしまいがちですが、血圧上昇の原因になることがあります。
力を入れる時に息を吐き、緩める時に息を吸うなど、自然な呼吸を意識しましょう。
●継続が重要
●継続が重要
筋力は一朝一夕でつくものではありません。週2~3回を目安に、継続して行うことが何よりも大切です。
毎日少しずつでも良いので、日常生活の中に運動を取り入れる工夫をしましょう。
●専門家への相談
●専門家への相談
持病がある方や、運動経験が少ない方は、事前に医師や理学療法士などの専門家に相談し、
適切な運動メニューや負荷についてアドバイスをもらうことを強くお勧めします。

次回【その③】では、 効果的な筋力トレーニングの方法 について取り上げます!