こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
皆様こんにちは。
理学療法士の上田知成です。
今回はお客様の困りごとに、できる範囲で対応させていただいた内容を2件掲載させていただきます。
1件目
左片麻痺のお客様で、最近麻痺側の足に勝手に力が入ってしまい、
足の外側が車椅子の支柱に当たってしまい、痛みの訴えがありました。
たまたま、100均で買った壊れたおもちゃの剣(スポンジ製)がありましたので、
そのスポンジを切り取り、支柱の足に当たる部分に取り付けました。
その後痛みは軽減されていました。

2件目
100歳女性のお客様で、脳梗塞で身体がほとんど動かせず、車椅子上での生活が中心です。
全身的に緊張していて、足と腕は意図せず伸びてしまいます。
そのため、足が車椅子の足台にしっかり載せることが困難です。
足首が硬く足の底全面を台に載せられず、かかとが浮いてしまい、
つま先だけなんとか載せられる状態です。
そのような状態なので、ちょっとした体の動きで膝が伸びてしまい、足が台から落ちてしまいます。
なんとか少しでも足底の接地面積を大きくして、
前方への滑り落ちを防止しようと考えたのが写真の対応です。

1件目と同じスポンジ状の剣を適当な幅にカットし、
輪ゴムを剣の真ん中に通し、足台に固定できるようにしました。
これで足底の接地面積が増えて滑り落ちにくくなりました。
できる範囲で対応させていただきました。