歩きにくくなるんじゃないの❓❗

デイサービスセンターちとせ

こんにちは、デイサービスセンターちとせです。

 

まだ1月ですが雪国では雪が解けてきていると聞いて驚きです!

皆様、気候変動に負けないよう、体を動かし、栄養を十分摂り、たくさん笑い

健康を維持して下さいね 😄

 

今回のブログは理学療法士の上田より投稿させていただきます。

デイサービスの機能訓練指導員として昨年の8月からお世話になっております、

よろしくお願いいたしますm(-_-)m

 

私は、デイサービスセンターちとせにお世話になる前は、

四街道市の介護老人保健施設で20年間入所、通所、訪問のリハビリを担当して参りました。

そこでは脳卒中後の片麻痺の方やパーキンソン病、脊柱管狭窄症、大腿骨頸部骨折などで

腰、膝、肩など痛みを訴える方が多く、その方々の痛みと対峙してきました。

  

デイサービスセンターちとせをご利用いただいているお客様も、

長い生活の中で身体の痛みが出やすい状況の方が多くいらっしゃいます。

 

今回はデイサービスセンターをご利用のお客様で、左足の指の付け根が痛くなり歩きにくくなった方に、

歩きやすくなる方策を考えて対応した内容をご紹介します。

 

このお客様は歩く時に痛みが出て整形外科を受診されましたが、

医師から骨折などはなく、底の厚い靴を履くように言われ

靴を変更しましたが、痛みが残っておりました。

歩く様子を見させてもらうと、左足のかかとが浮いて左脚を前に振り出す直前に

左指の付け根に痛みが出ていました。

つまり左足の指が上に向いた時に痛みが出るということです。

靴を脱いでもらい私が足の指を上に向けると同様に痛みがでてました。

歩く時に足の指が上に向かないような方策をすれば歩きやすくなるはずです。

 

その実際の方策がこの写真です。

  

ペーパータオルを細長く折り曲げて、足底の指の付け根の部分に張り付けています。

こんなことをしたら歩きにくくなるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、

この状態で靴を履き実際に歩いていただくと、痛みが少なく「楽に歩ける」と喜ばれていました。

 

この部分に付ける棒のようなものをメタタルザルバ―と言います。

歩く時に踏み返しが行いやすいようにするもので、足の指が上に曲がる角度を少なくして、

前方への重心移動の妨げを少なくする(前重心になりやすくなる)ものです。

 

日々、お客様の身体の困りごとを少しでも解決できるよう、

これまでの経験をフル活動させて提供させていただいております。

 

 

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通所介護 デイサービスセンターちとせ(定員 35名)
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