自分が受けたいと思う介護を
自分の家族や愛する人に受けて欲しいと思える介護サービスを目指して
今から20年前、2000年に介護保険制度が施行されると、それまでは公的な団体が中心となりリードしてきた介護福祉の世界に、多様な民間事業者が次々と参入するようになりました。そしてこの20年間で介護業界は瞬く間に大きな成長を遂げました。
かつては介護が必要な状態になると地域の市町村へ申請し、市町村が決定した介護サービスを受けるのがスタンダードでしたが、現在に至っては、サービスの内容から提供する事業者まで、利用者自らが選択できるようになりました。
介護は、与えられる時代から、選ぶ時代へ。
選ぶのは私たち介護事業者ではなく、サービスを利用するお客様やご家族です。
私たちはいち介護事業者としてだけでなくサービスのプロとして、断らない介護を目標としております。
本当に介護を必要とする方のもとへ、必要な介護サービスをお届けすることが我々の使命であり、それが出来てこそ社会福祉法人としての存在意義が発揮できるものと考えております。
「ああ、長生きして良かった!」
「今日も楽しかった!」
「明日が待ち遠しい!」
加齢を恐れず、長寿を喜び、毎日を楽しんで生きられる今を、明日を、明日の先を創造し、地域の皆様方から選ばれる施設づくりに情熱を注いで参ります。
そして介護が必要になってもその方らしく、いきいきと輝きに満ちた人生を送れる社会の実現を目指して、令和2年4月には、埼玉県北本市に千歳会2つ目となる特別養護老人ホームちとせ北本を開設致しました。全室個室ユニット型100名定員の施設のうち40室を自立支援介護のフロア、40室を認知症ケアのフロア、20室を医療的なケアを必要とする方に対応可能なフロアをそれぞれ設け、ライフステージに応じたケアを最期までお届けできる環境をご用意致しました。
また、同年10月には千葉市稲毛区に3つ目の特別養護老人ホームちとせ稲毛の開設が予定されており、こちらには地域交流の拠点として十分に活用可能な大型の地域交流室を設置することが決定しております。
地域の皆様方には、千歳会が運営する施設を地域交流・地域活動の拠点として大いにご活用頂き、この「ちとせ稲毛」を拠点としてあらゆる世代の人々が文化的で健全に暮らせる街づくりが促進されるのであれば、それは私たちにとっても大変光栄なことです。
私たち社会福祉法人千歳会は、これからも地域に開かれた施設づくりに積極的に取り組み、介護事業を通じて、人と地域の幸せを真剣に考えて参ります。
どうぞ引き続き、変わらぬご支援ご鞭撻を賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。
社会福祉法人千歳会
理事長 左 敬真