水害対策について

千歳会のひとたち

 ようやく梅雨が明け、一息入れたいところですが、早々に暑い日が続いています。

 毎年、夏から秋にかけて台風よる水害が心配されます。私たちの施設がある墨田区は、荒川や隅田川など大小8つの河川があることや、区の広範囲で海抜が低く、水害のリスクが高いと言われています。 

 

 先日、墨田館では、水害対策として、水害訓練を実施致しました。墨田区における水害リスクや、いつ、どのような時に、どこに避難するのか、ご入居者の皆様にお話しさせて頂き、避難経路についても確認しました。

 

 ご入居者の皆様は、墨田区に長年お住まいの方も多く、墨田区における水害リスクに関しては、ご存じの方も多数いらっしゃいました。しかし、実際に避難するタイミングや避難場所については、把握されていない方も多く、皆様、メモを取りながら熱心に取り組んで下さいました。

 

 今回の水害訓練をするにあたり、避難場所などを調べていたところ、小中学校でも水害時避難場所に指定されていない学校があり、水害時における避難行動は、定期的な訓練などを通して、事前に把握をしておかなければならないと痛感致しました。

 

 ご入居者、職員が迅速かつ適切に避難できるよう、今後も非常時における避難行動について定期的に周知して参ります。皆様も、一度、お住まいの地域のハザードマップをご確認頂き、水害に備えて頂ければ幸いです。

 

(追記)

 今回、水害訓練を行うにあたり、「墨田区水害ハザードマップ」の冊子を参考にさせて頂きました。

 水害発生の仕組みや避難方法、普段からの備えなど、とても分かりやすく記載されていました。

 墨田区にお住まいの方は、ぜひご一読下さい。