むくみ解消!リンパケアと足の運動で足の疲れを取る方法 パート1

デイサービスセンターちとせ

こんにちは、デイサービスセンターちとせです。

皆様こんにちは。 
理学療法士の上田知成です。
 
一日の寒暖差が大きく、体がついていかなくなっていませんか?
体の不調は、自律神経の狂いと共に起こりやすくなります。
自立神経は体温調節にも関わっているため、気温が上下降すると自律神経も狂いやすくなります。
「しっかりとした睡眠」「入浴で身体をあたためる」「適度な運動」により、
自律神経にストレスを与えないようにすることで、体調不良の予防にもなります。
この時期をうまくやり過ごせるよう、皆さまの体調維持管理の一助になれば幸いです。
 
今回は、足のむくみについて取り上げさせていただきます。
 

夕方になると足がパンパン…」「靴下の跡がくっきり残る…

年齢を重ねるにつれて、足のむくみで悩んでいませんか?

足のむくみは単なる美容の問題ではなく、

転倒のリスクを高めたり、だるさや疲労感の原因になったりと、

日々の生活に大きな影響を及ぼします。

今回パート1では、理学療法士の視点から、むくみのメカニズム、

むくみ解消のメリットについてご紹介します。

 

なぜ足はむくむの?原因を知ることが第一歩!

 

「むくみ」とは、医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、

体内の余分な水分が細胞と細胞の間にたまることで起こる現象です。

特に足は心臓から遠く、重力の影響を大きく受けるため、むくみやすい部位とされています。

 

主な原因は以下の3つです。

1、筋力の低下

 ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、

 ポンプのように血液やリンパ液を心臓に戻す重要な役割を担っています。

 しかし、加齢や運動不足でこの筋力が低下すると、ポンプ機能が弱まり、水分が足にたまりやすくなります。

2、長時間の同じ姿勢

 長時間座りっぱなし、立ちっぱなしでいると、

 足の筋肉が動かないため、血行やリンパの流れが悪くなります。

3、冷えや血行不良

 体が冷えると血管が収縮し、血流が悪くなります。これもむくみを悪化させる原因の一つです。

 

むくみ解消の鍵は「リンパ」と「ふくらはぎ」!

むくみを改善するには、リンパの流れをスムーズにすることと、

ふくらはぎの筋力を高めることが非常に重要です。

◆リンパの役割

 リンパは、体内の老廃物や疲労物質を回収する「下水道」のようなものです。

 この流れが滞ると、老廃物が蓄積し、むくみやだるさを引き起こします。

◆ふくらはぎの役割

 ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩することで、ポンプのように血液やリンパ液を心臓に戻します。

 このポンプ機能がしっかり働けば、むくみにくい体になります。

 

むくみ解消のメリットはたくさん!

むくみを解消すると、見た目がスッキリするだけでなく、以下のような様々なメリットがあります。

◆足のだるさや疲れが軽減

足にたまった老廃物が流れることで、重さやだるさが解消し、軽やかな足取りになります。

◆転倒予防

足のむくみが解消することで、足首や足の指が動かしやすくなり、地面をしっかりと掴むことができます。

これは転倒を未然に防ぐ上で非常に大切です。

◆代謝アップ

血行やリンパの流れが良くなることで、体全体の新陳代謝が活発になり、冷えの改善にもつながります。

 

 

今回のパート1は、むくみの原因や、むくみを解消することのメリットなどを取り上げさせていただきました。

次回パート2では、リンパケアと足の運動について取り上げます。

楽しみにお待ちくださいね。

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