冷え性対策!血行促進のための運動と生活習慣: 体を温める工夫など パート2

デイサービスセンターちとせ

こんにちは、デイサービスセンターちとせです。

皆様こんにちは。 
理学療法士の上田知成です。
 
前回は、体の冷え原因について取り上げました。
今回は、日々の生活で簡単に取り入れらえる「運動」と「生活習慣の工夫」です。
冷えにくい体づくりを目指しましょう。
 

2. いますぐできる!血行を良くする簡単運動

血行を促進するには、全身の筋肉をバランス良く動かすことが大切です。

無理のない範囲で、毎日少しずつ続けてみましょう。

運動1: ふくらはぎのポンプ運動 (ふくらはぎを鍛えて血行促進!)

 ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、下半身の血液を心臓に戻す重要な役割を担っています。

 1, 椅子の背もたれなどにつかまり、姿勢をまっすぐにして立ちます。

 2, かかとをゆっくり上げ、つま先立ちになります。

 3, ゆっくりとかかとを下ろします。

 4, この動作を10回繰り返しましょう。

運動2: 手足のグーパー運動 (末端の血行を改善!)

 末端の冷えが気になる方におすすめです。

 1, 椅子に座り、両手と両足を前に出します。

 2, 手はグー・パー、足は足首を曲げ伸ばしするように、グー・パーを繰り返します。

 3, 30秒間、リズミカルに行いましょう。

運動3: 全身を温めるスクワット (大きな筋肉を動かして全身ポカポカ!)

 スクワットのやり方

 1, 足を肩幅より少し広めに開いて立ちます。つま先は少し外向きにしましょう。

 2, 椅子に座るようなイメージで、ゆっくりとお尻を後ろに引いて腰を落とします。

   この時、背中が丸まらないように、背筋をまっすぐに保ちます。

 3, 太ももが床と平行になるくらいまで腰を落としたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。

   これを10回、無理のない範囲で行いましょう。

 

3. 運動と組み合わせる冷え性対策!温活の生活習慣

運動に加えて、日々の生活習慣を見直すことで、さらに冷えにくい体を目指せます。

 食事の工夫

体を温める食材: しょうが、にんにく、ねぎ、唐辛子などの香辛料や、根菜類は体を温める効果が期待できます。

鉄分を補給: 貧血気味の方は、レバーやほうれん草など鉄分を多く含む食材を積極的に摂りましょう。

 入浴の工夫

38〜40℃のぬるめのお湯に浸かる: 熱いお湯は交感神経を刺激して体を緊張させてしまいます。

  少しぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、全身の血行が良くなります。

手浴・足浴: 全身浴が難しい方は、洗面器に少し熱めのお湯を張り、手足をつけて温めるだけでも効果があります。

 衣服の工夫

  冷え性対策には、体の内側から温めるだけでなく、外側から冷やさない工夫も大切です。

「首」のつく場所を温める: 首、手首、足首には、太い血管が通っています。

  この3つの「首」を温めることで、温かい血液が全身を巡りやすくなります。

  マフラーや手袋、靴下を上手に活用しましょう。

重ね着で体温調節: 薄手の服を何枚か重ねて着ることで、服と服の間に空気の層ができ、

  保温効果が高まります。また、こまめな脱ぎ着で体温調節がしやすくなるため、汗冷えも防げます。

締め付けない服装を選ぶ: 窮屈な下着や靴下は、血行を妨げ、かえって冷えの原因になります。

  締め付けの少ない、ゆったりとした服装を選びましょう。

4. 最後に

 冷え性対策は、日々の地道な積み重ねが大切です。

 ご紹介した運動や生活習慣の工夫を少しずつ取り入れて、ポカポカ温かい体を目指しましょう。

 

当デイサービスでは、理学療法士による個別の機能訓練指導も行っています。

ご自身の体に合わせて、より効果的な運動方法を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

 

*ブログで紹介する内容は、あくまで一般的な情報提供を目的としています。
 個々の身体状況や病状に合わせたものではありません。
*取り組む際は、ご自身の体調や身体の限界を十分に考慮し、無理のない範囲で行ってください。
*慢性的な痛みや持病がある方は、取り組む前に必ず医師や理学療法士などの
 専門家に相談してください。
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