こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
皆様こんにちは。
理学療法士の上田知成です。
前回は、介護現場で事故が多い場所として「居室やベッド周辺」という内容を記載いたしました。
今回は、前回に継ぎトイレの「移乗時」と「夜間」に特に注意が必要という内容になります。
トイレは、排泄という日常生活に欠かせない動作を行う場所でありながら、非常に転倒・転落事故の多い場所の一つです。
特に、座る・立ち上がるなどの「移乗動作」と、「夜間」の事故が多く見られます。
【トイレで注意する点】
■移乗動作時:
・手すりや便座アームを有効活用:
■移乗動作時:
・手すりや便座アームを有効活用:
トイレには手すりや便座アームが設置されていることが多いです。これらをしっかりと掴んで、ゆっくりと移乗しましょう。
・足元が滑りやすくないか確認:
・足元が滑りやすくないか確認:
トイレの床は水滴などで滑りやすくなっていることがあります。足元に注意し、滑りにくい履物を着用しましょう。
・立ち上がりの際は前傾姿勢で:
・立ち上がりの際は前傾姿勢で:
立ち上がる際は、少し体を前に傾けるようにすると、スムーズに立ち上がることができます。
・介助を遠慮なく呼ぶ:
・介助を遠慮なく呼ぶ:
少しでも不安を感じたら、無理をせず声をかけて介助を求めましょう。
■夜間のトイレ使用時:
■夜間のトイレ使用時:
・安定した歩行の確保::
寝起きの歩行はふらつきやすいです。手すりの設置や、補助具の使用、何かに掴まりながら移動するようにしましょう。
・十分な照明を確保:
・十分な照明を確保:
夜間にトイレに行く際は、必ず照明をつけて足元を明るくしましょう。

・移動経路の確保:
寝室からトイレまでの経路に障害物がないか確認しましょう。また、トイレ入口に段差があることが多いので、
小さいスロープの取り付けや、目立つテープを張るなど対策をしましょう。
・スリッパの脱げやすさに注意:
・スリッパの脱げやすさに注意:
夜間に使用するスリッパは、脱げにくいものを選びましょう。
まとめ:日々の「気づき」と「声かけ」が事故予防の鍵
これまで、介護現場で事故の多い場所とその注意点についてお話ししました。
転倒・転落事故は、一度起こってしまうと骨折などの大怪我につながる可能性があり、
これまで、介護現場で事故の多い場所とその注意点についてお話ししました。
転倒・転落事故は、一度起こってしまうと骨折などの大怪我につながる可能性があり、
その後の生活の質を大きく左右することもあります。
しかし、これらの事故の多くは、日々のちょっとした「気づき」と「注意」、そして「声かけ」によって防ぐことができるものです。
デイサービスセンターちとせでは、皆様が安全に、そして充実した毎日を送っていただけるよう、
デイサービスセンターちとせでは、皆様が安全に、そして充実した毎日を送っていただけるよう、
スタッフ一同、環境整備と見守りに力を入れています。
もし、ご自身の体調に不安を感じた時や、施設内で「ここは危ないな」と感じる場所がありましたら、
どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくスタッフにお声がけください。
皆様の安全な生活のために、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今後も、皆様の生活に役立つ情報をお届けしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!