こんにちは、デイサービスセンターちとせです。
皆様こんにちは。
理学療法士の上田知成です。
桜も終わり、今年もあっという間に夏になってしまうのでしょうか?
皆様、十分体調にはお気をつけてお過ごしください。
デイサービスセンターちとせをご利用のお客様のケアマネジャー様へ、ご自宅の出入り状況と改善提案をさせていただきました。
先日、初めて送迎を担当したお客様は、以前より当デイで訓練されていましたが、1ヶ月前に自宅で転倒し膝を痛めていました。
元々膝の変形があり歩行器を使用されていましたが、受傷後は歩行訓練を見合わせていました。
徐々に回復し訓練を再開し始めた頃、初めてご自宅へお迎えに伺いました。
そこで、玄関の上がり框が非常に高いことに驚きました。
お客様は、家を出る際、玄関にお尻を向け床に膝をつき、ヘルパーさんに靴を履かせてもらい、片足ずつ下ろして立ち上がっていました。
受傷後も同様の方法で出入りされていたとのことです。
膝関節が弱いお客様にとって、この方法は大きな負担となり、転倒リスクも高いと感じました。
デイの帰りにお送りした際も、動作は遅く不安定で、やっとのことで家に上がられている状況でした。
デイの帰りにお送りした際も、動作は遅く不安定で、やっとのことで家に上がられている状況でした。
早急に、安全で楽に出入りできる環境を整える必要があると考え、すぐに管理者に報告し、
ケアマネジャー様へ連携を取り、改善策を提案しました。
具体的には、写真のような上がり框用の昇降座椅子の導入も検討していただくようお伝えしました。

今回の送迎でご自宅の状況を直接確認できたことで、改善に向けた具体的な提案ができたと思います。
専門的な視点の重要性を改めて認識しました。