芸人のセカンドキャリアに介護の仕事はちょうどいい?
ものまねタレント・レッツゴーよしまささんとの対談が実現!
(聞き手:鈴木健三)
志村けんさんのものまねで人気の、レッツゴーよしまささんが登場。
志村けんさんのものまねをはじめたきっかけ、仕事について……たくさんの対話が生まれました。
〇対談相手
レッツゴーよしまさ さん
ものまねタレント。埼玉県出身。
幼少期からザ・ドリフターズのビデオを観て育ち、昭和のお笑い好きに。
アミューズメント系会社の社員でもあり、「副業する芸人」としても話題。
志村けんさんのものまねをはじめたのは、
誰よりも好きだったから
理事長(以下、左) 志村けんさんのものまね、いつも観ています。亡くなったあとにレッツゴーよしまささんが登場して、本物の志村けんさんじゃないかと思ったほど。あれは、観ている人の悲しみを癒やしてくれたんじゃないかな。志村さんのものまねをしようと思ったきっかけは?
レッツゴーよしまささん(以下、レ) 僕自身が志村けんさんの大ファンだったんです。志村さんが亡くなって、もうコントが観れないんだ……というショックと喪失感はものすごくありました。ただ、世の中で緊急事態宣言が出されているなかで、志村さんだったらどんなコントをつくるだろう? って気持ちが湧いてきたんです。それを想像して、ボイスレコーダーに吹き込んでみたんです。そうしたらものまねができたんですよね。
左 なるほど。あのとき、日本中が悲しかったですもんね。志村さんが帰ってきたみたいで、すごく嬉しかったですもん。
レ ありがとうございます。ザ・ドリフターズや志村けんさんをよく知らなくって、ただ似そうだなでやっていたんじゃ、こうはならなかったと思います。僕の場合は、昔から大好きで、誰からも文句言われないくらいにビデオも持っているし、めちゃくちゃ観てきたんで。そういう「好き」が背景にあるから、お茶の間にも受け入れていただけたんじゃないかなと思いますね。
左 ものまねに新しい情緒みたいなものが生まれたな、と感じましたね。
レ そう言っていただけて、嬉しいです。
サラリーマンとものまねタレントの
二足のわらじ
左 よしまささんは、サラリーマンとものまねタレントの二足のわらじを履いて活動されているそうで。そういう面で言っても新しい芸人さんですよね。
レ そうですね。収入面で安心できるからこそ、のびのびと芸を育てられると思っています。サラリーマンのほうは、いわゆるゲームセンターなどがあるアミューズメント系会社で働いています。理不尽なクレームを受けて、平謝りすることもありますよ。
左 大変なこともある、というわけですね。でも、この「副業」って、すごくいい考え方ですよね。他の芸人さんもマネしたらいいのに。たとえば若手の芸人さんがコンビニでアルバイトするという話をよく聞きますが、介護業界との副業っていうのはどうでしょう?
レ たしかにいいですね! ただ、僕もそうだったんですが、介護の世界をよく知らないっていうのがありますね。知らないから選択肢にも入れられないんじゃないかな。
左 なるほど。介護福祉業界で働くと、250万の介護職と750万人のおじいちゃん・おばあちゃんたち、さらには、その家族、2000万人くらいかな。この3000万人が支持してくれると思うんです。それに、介護の仕事は最初アルバイトで入っても、その人のキャリアにつながるんですよね。芸人さんのセカンドキャリアを考えた時にも、選択肢に入ってくると嬉しいなあ……。
レ 芸人たちにとってもすごくいい話です。介護と芸人の接点をつくりたいですね。
左 そうか! そうしたら、イベントやお祭りのときに営業で来てもらえばいいんだね。そこで来てもらった芸人さんに「介護のお仕事体験」をしてもらってさ。うんうん、なんだか想像ができてきました。レッツゴーよしまささんにも、千歳会にぜひ来ていただきたいです。
レ ありがとうございます。はりきって伺わせていただきます!
志村けんさん(レッツゴーよしまささん)から千歳会で働く人にメッセージ
志村けんさん 千歳会のみなさん、志村けんです。やっぱりね、大変な業界で働かれているんで、おつかれだと思いますけれども、みなさんがいるからこそですね、助かっている方もたくさんいらっしゃると思うんです。大切な役割を担ってらっしゃるわけです。
これからもね、エンターテインメントとタッグを組んで、ますます発展できる素敵な業界だと思いますんで、みなさんもその最先端になっていただけるように、応援しております。
みなさん、頑張っていただきたいと思います。最後に……(アイーン!)。
ありがとうございました!
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今回対談いただいた
レッツゴーよしまささんのYOUTUBEについては
こちらをご覧ください♪
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